介護系の資格の中には、将来有望なものも数多く含まれています。
社会福祉士やケアマネージャーは王道で、こうしたものを狙っていく人も多いですが、一方でマイナーな民間資格を狙う人も多くなっているのが現状です。
東京商工会議所が主催する福祉住環境コーディネーター検定に合格をすれば、活躍の場はさらに広がっていくことでしょう。福祉住環境コーディネーターの資格があれば、介護業界を飛び出して、不動産業界へ転職をすることも視野に入ってきます。介護業界は薄給だと言われている一方で、不動産業界はまだまだ安定して高収入を得られる業界です。その差はかなり大きいので、こうした検定試験に合格をして、新しい世界を切り開くのも選択肢の1つとして有力になります。
今後は、高齢者向けの住宅の需要がさらに上向くことが予想されているので、福祉住環境コーディネーター検定は将来有望です。もちろん、医療業界に在籍したままで、このスキルを活かしていくこともできます。例えば、利用者の家族と相談をするシーンでも、住環境についてアドバイスができるのは大きいことです。相談員として他の人とは違う視点からアドバイスができるので、頼りされることも多くなります。
転職時にも武器の1つとして使えるので、時間があれば取得しておくと人生が安定することでしょう。1級から3級まであって、1級の合格率はおよそ5%です。これは、弁護士や税理士という難関試験ともさほど変わらないレベルなので、取得をするためには相当な努力をする必要があることを覚えておきましょう。